昨日は送別会で夜遅くなり、地元駅からタクシーに乗り込んで、いつもどおり会計の時に手帳を見せて「障害者割引お願いします」と伝えたところ・・・
「申し込み用紙ないんですか?これに書いて。今度からこれをコピーして出して」
と、意味不明なことを言われた私。
市役所からの手引きには、交通機関の割引を受ける時は呈示すること、と書いてあったのよ。
でも、初めて利用する時はいつ呈示したらいいかもわからず、乗ってすぐに運転手さんに聞いたの。
たまたま運転手さんの奥さんも股関節が悪く人工にされたということで親近感だったのか、色々教えてもらったの。
曰く、以前は手帳の詳細(名前、住所、番号など)のメモを取っていたらしいんだけど、個人情報とかの問題もあり、法改正で呈示すればよくなったそうなの。
会計も、ほとんどのタクシーにはメーターのボタンに障割ってのがあって、押せば自動計算らしいから、降りる時に呈示すればOKなんだって。
古いタクシーだとボタンがなくて、運転手さんが計算するらしい。
その通りに今まで数回利用してきた私。
だから昨晩申し込み用紙なんて言われて、おかしいぞ、と思って。
市役所の手引きのこと、他社タクシー(地元駅にはいくつかの会社が来ている)ではそんなシステムではなかったことを伝えてみたのです。
そしたら、先方の言い分は、申し込み用紙に詳細を記載しなかったらいくらでも不正ができてしまうから、必要なんだと。
えっと~それは偽造障害者手帳を使ってると疑われたってこと?
たかだか1割引のために、写真付きで偽造するか?
この会社では、申し込み用紙を元に障害者番号を入力すると本人照会ができるような端末があるのか?
それって、個人情報が漏れるというより、法的に問題なのでは?
納得いかなかったし、個人情報を渡すのはイヤだったので、障割を使うのを諦めて普通に払ったわ。
このタクシー会社に、障害者割引を使うときのやり方を電話で問い合わせたら、運転手と同じことを言われた!
なので、手帳の別冊に記載されていたタクシー協会に問い合わせたところ、やはりこのタクシー会社が間違っていて、呈示すればいいそうな。
もちろん会社によって例外はないって。
昨晩のタクシー会社には注意入れますって。
誰だってなりたくて障害者になってるわけじゃない。
杖オンナは歩くのが特に大変だから手帳見せてるのに、ズルしてるみたいな疑いをかけられ、悲しくなっちゃった。
くっそー、もうここの会社は利用しない!