なんだろう、今日はちょっと気持ちが変で、なぜだか涙が出てくる。
地元の病院へアレルギーの薬をもらいに行った帰り、歩いていたら術脚に激痛が来た。
久しぶりでびっくりした。
寝起き、歩き始めにズキンとした痛みがそ頸部に走ることが続いていたけど、ここまで痛いのは久しぶり。
運悪く家族はいないし、タクシーを呼ぼうか迷ったけど、少し休んだら歩けそうだったから、無事帰宅。
痛みが来ると、どうしようもない不安に襲われる。
いつになったら杖がなくて歩けるようになるのか、無職という肩書きがいつまで続くのか。
家族に自分ではできないことを頼んで、疎ましく思われてるんじゃないのか、とか。
奈良人の、ゆる~く人を包み込むような人柄に触れたら、今まで押し込んでた感情を呼び覚まされたような感じ。
今まで、脚が悪いからな、って諦めようと納得させてきたこと。
そんなのなんてことない、って気を張っていたこと。
そういうのが、だぁーっと溶かされていくような、変な感じ。
そんな時、私の頭に浮かんできた光景。
大学病院で初めて脚のことを説明されて大泣きしたあとの私を連れ、本屋でジャンプを立ち読みする当時付き合っていた彼。
よっぽどトラウマだったんだろうな。
一番頼りたくて、背中をさすってほしい人から見放されたように感じたこの瞬間から、私は友達に支えられながら、自分で自分を抱きしめては前に進んできた。
だけど、そろそろ一人はしんどくなってきたなぁ。
奈良人に出会って、そんなことをツラツラと思う今日この頃です。