(術後304日目、43週)
体調も復活して、普通食がイケるようになったし。
胃痛は精神的なものなので(よわっ)。
今日は近場にお出かけして来たよ。
「
ナイロビの蜂」観ました。
こーんないい天気だったのに、内容はズドーンと重くて、かなり凹んだ。
わかっていても、観なくてはならないって思った映画。
第三世界(ケニア)で新薬の人体実験をしていたのを暴く話。
って、ちょっと乱暴な説明だけど。
製薬会社を取り巻く人々(製薬会社、白人官僚など)が、結核の新薬の治験を貧しい人々を使ってしていたと。
しかも、慈善事業に見せかけて、無料配布って形で。
薬に問題があるってわかってるのに、再開発するのは金がかかるし、その間に他社に出し抜かれたら終わりだって。
しかも、アフリカは死亡率が高いから、問題にならないって。
映画でも言われてたけど、人の命があまりにも安すぎる。。。
私も結核になったから、効き目のすごい新薬が出るのはすごく嬉しい。
だけど、その裏に、もしもこんなことが実際にあったらと思うと、いや~な気持ちになった。
私は日本人で日本にいるから、たとえ結核になっても、この映画のように謎の薬を投薬されることはないだろう。
そして、自分がなったのと同じ病気で、世界では依然死亡する人が絶えないっていうのは事実で。
産まれた国によって、こうも違うって事実を、また見せ付けられた。
観終わって、どんよりな気持ちになった。
私がどんよりしたからって、どうにもならないんだけど。。。
しかも、母の日のプレゼントに虎屋で羊羹や、会社への手土産など買うのに歩き回ってたら、脚がどよんと重くなるし。
気持ちが重いと、脚も重くなるのかしら。。。